【風邪・インフルエンザなどの感染症】高濃度ビタミンC点滴で早めの対策!

毎年流行する風邪やインフルエンザ等のウイルス感染症。社会全体として感染症への意識が高まる傾向にあります。

また、気温の低い冬だけでなく、暖かい季節から感染症が流行することも多くなり、季節に関係なく様々な方法で病気にならない体を目指しているかたも多いのではないでしょうか。

この記事では、体の免疫力を上げて高い予防や治療効果が期待できる高濃度ビタミンC点滴についてご紹介します。

高濃度ビタミンC点滴は、抗酸化作用や免疫機能向上で、感染症の予防や早期回復に期待できる副作用の少ない治療法です。

風邪・インフルエンザなどの感染症を予防するために


ウイルス感染による風邪やインフルエンザは、季節に関係なく流行る世の中。なんとか予防して健康を維持したいもの。

手洗い、うがい、人込みでもマスク着用などを行っていても、なぜか感染してしまう!とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
風邪などのウイルスはあらゆる場所に存在するため、避けることは難しいのが実際です。

多くの場合はウイルスが体内に侵入しても、免疫が働き、ウイルスを排除してくれます。

しかし、様々な理由で体の免疫機能が低下していると、体の中でウイルスが増殖して、発熱や喉の痛みなど様々な症状を引き起こします。また、他の病気の影響や、薬やワクチンなどの影響によって、免疫機能が低下することもあります。一般的に、免疫機能を整えるためには、栄養バランスの摂れた食事、運動、睡眠など生活習慣を見直し、改善することが重要だと言われています。

しかし、毎日忙しくてなかなか生活習慣を改善できないという人も多いのではないでしょうか。特に、年末年始はイベントも多く、体を酷使しがちです。知らず知らずに免疫力が低下し、気をつけていてもウイルスに感染しやすい体になってしまっています。また、気温が下がると粘膜が乾燥しがちになり、バリア機能が下がるため、より一層の注意が必要です。

そこでおすすめしたいのが、免疫機能の向上に効果的な高濃度ビタミンC点滴です。高濃度ビタミンC点滴は、強い抗酸化作用で免疫力を向上させ、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染を予防し、健康な体をつくります。ビタミンCサプリメントも有効ですが、点滴で直接血管内に取り込むことで、経口で摂るよりも血中濃度が何十倍も上がり、高い効果が期待できます。

サプリメントは、自宅でも気軽に飲むことができるので、点滴を受けられない間のホームケアにおすすめです。

【ビタミンC】点滴とサプリメントの違いは【血中濃度は数十倍!】

風邪・インフルエンザなどの感染症にかかったら?


風邪やインフルエンザにかかったら、治療法としては、主に症状の緩和や免疫システムのサポートが一般的です。症状が重篤な場合や、症状が長引く場合には、医師の指導を受けることが重要です。

【一般的な治療法】

休息と水分補給: 充分な休息をとり、体を休めることで、免疫システムをサポートし、回復を促進します。また、十分な水分を摂ることで熱や下痢などで失われた体内の水分バランスを改善し、症状の緩和に役立ちます。

解熱剤: 高熱が出る場合、解熱剤を使用して熱を下げることがあります。ただし、医師の指示に従って使用することが推奨されます。

症状に合った薬: 鼻づまりや咳などの症状を緩和するための市販薬がありますが、使用する際には用量・用法を守って適切に服用することが大切です。

適切な食事と栄養摂取: 充分な栄養を摂ることで免疫システムをサポートし、早期の回復に役立ちます。ビタミンC、ビタミンD、亜鉛などの栄養素が免疫力を強化するのに役立つとされています。ただし、体調によって食欲がなかったり、食べても吐いてしまう場合などは無理して食事をとる必要はありません。食事がとれないような症状が長く続く場合には医師に相談してください。

風邪やインフルエンザなどで体調が悪いときは、食事から十分な栄養をとるのが難しいことも多くあります。
また、忙しくてしっかりと栄養を取れていない時に体調を崩しやすかったり、上記のような対策をしてもなかなか風邪が治らない、もしくはぶり返してしまう、という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、風邪やインフルエンザを予防したい、早く治したい、病気になりにくい体を手に入れたい、というかたにおすすめの高濃度ビタミンC点滴療法について解説します。


感染症の予防と治療に高濃度ビタミンC点滴


高濃度ビタミンC点滴は、風邪やウイルス疾患の治療や症状を緩和し、免疫力を向上させる治療法の一つです。ビタミンCは免疫システムの働きをサポートする効果があると同時に、高い抗酸化作用を持つため、炎症を抑え病気への抵抗力を高めるとされています。

高濃度ビタミンC点滴によって体内に入ったビタミンCは、活性酸素を中和します。活性酸素は細胞を酸化させて病気や老化の原因になるため、これを中和させるビタミンCの抗酸化作用は、細胞レベルから体を元気にし、免疫力をアップさせる効果があります。

体調を崩している本人の回復を促進させることに加え、例えば家族全員がビタミンCを摂取することで、家庭内の感染リスクを低減させる効果も期待できます。ここで「ウイルス性呼吸器感染に対するビタミンCの予防・症状軽減効果について」の研究結果をご紹介します。

チリのサンチャゴ市の体育施設の合宿所で、10日間の運動プログラムに参加する学生の風邪症状に対し、ビタミンCの介入試験を実施しました。

1990年、463人の学生がこの10日間プログラムに参加し、風邪症状には自己判断で一般的な解熱剤や風邪薬を服用しました。入所期間中の有症率の減少はみられず、新たに風邪を発症する人も多数いました。


1991年には252人の学生が参加。入所時に風邪症状がある場合は、ビタミンC1gを1時間毎に6回、以後1日3回服用しました。無症状の学生にはビタミンC1gを1日3回投与しました。

すると、入所期間中の有症率は徐々に減少し、新たに風邪をひく学生の数もごく少数に抑えられたため、10日目の最終日には風邪症状を訴える人はゼロになりました。


1991年にビタミンCを摂取した学生の風邪の諸症状は、摂取しなかった1990年と比較すると85%減少するという結果が報告されました。

出典:J Manipul Physiol Therap 1999;22:560

この研究結果、ビタミンCによる風邪症状の緩和・発症予防効果を示しています。合宿所のように感染が広がりやすい環境においても、ビタミンCは集団感染を抑える効果があります。すなわち集団でビタミンCを摂取することで、発症時の症状が緩和されるだけでなく、仮に感染したとしても、その後の症状が出にくくなると考えられます。家族全員で毎日1g以上のビタミンCを補給すれば、家庭内での感染予防効果も期待できます。 ビタミンCは、食事やサプリメントからも摂取できますが、高濃度ビタミンC点滴は、直接血液中に大量のビタミンを投与することができます。直接静脈内にビタミンCを大量投与すると、経口摂取の数十倍の量が血管内に行き渡ります。こうしてビタミンCの血中濃度を高めることにより、ビタミンCを必要とする各器官に直接行き渡らせ、経口摂取とは異なるレベルでの働きが可能になり、各種疾患の治療や予防により高い効果が期待できます。 ビタミンCは、強い抗酸化作用によってがんの原因となる活性化酸素を無毒化するとして、がんの予防・治療でも注目されており、また、老化の予防や美肌・美白など美容やアンチエイジングでも嬉しい効果が期待できます。ビタミンCの様々な効能に関しては、詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

【高濃度ビタミンC点滴】医師が勧めるあきらめない「がん治療」

【アンチエイジング】若さの秘訣!点滴療法で年齢に負けない体作り

感染症の予防・治療目的の「高濃度ビタミンC点滴」はこんな人におすすめ!



✓風邪、インフルエンザを予防・治療したい

✓体調を崩しやすい

✓免疫力が低下している

✓睡眠不足やストレスで、体調を崩しそうだと感じている

✓感染症を早く治したい

✓病気にかかりにくい体になりたい

✓イベントや大切な仕事の予定がある

✓感染症を家族や周りの人にうつしたくない

✓適切な栄養摂取が難しい

など

どのくらい点滴するの?気になるお値段は?


少量(12.5g)のビタミンCから開始し、段階的に治療レベルまで増量します。風邪・ウイルス疾患の治療における高濃度ビタミンCの投与量は、25g~50gとされています。

予防や健康維持が目的であれば、12.5g~25gを継続的に投与します。

治療効果を発揮するためには、通常週1回の点滴が理想ですが、症状が重かったり、早く治したい場合などは連日の点滴も可能です。治療の期間は症状によって変わります。予防目的には週1から月1回など投与量と併せて主治医にご相談ください。

投与量にもよりますが、おおよそ5,000円~30,000円程度です。

どれくらいで効果がでるの?持続期間は?


風邪やウイルス疾患治療を目的とした高濃度ビタミンC点滴療法の効果は、免疫力の強化や症状の軽減を目指すものですが、効果は個人差があり、治療の段階や投与する内容量によっても異なります。 治療においては、すぐ改善効果を感じる人もいれば、数回の点滴で効果を感じる人もいます。

点滴で注入されたビタミンCはすぐに体中にいきわたり、余った分は尿で排出されますが、身体の必要な部分に補充されたビタミンCは2日~数日間にわたり様々な働きをします。 感染症を予防し、病気になりにくい身体づくりのためには、数週間~1か月に一度程度でもいいので、無理のないペースで継続して点滴をすることをおすすめします。

そして何より睡眠や栄養バランスのとれた食事なども一緒に取り入れることも大切です。

「高濃度ビタミンC点滴」副作用は?注意すべきことはある?


大きな副作用の報告はありませんが、注意が必要な点があります。下記をご確認の上、疑問点がある場合は主治医にご相談ください。

・健康保険の対象外となります。

・G6PD欠損症という赤血球膜の遺伝性酵素異常がある方は治療を受けることができません。G6PD欠損症がある場合は必ず主治医に告げてください。点滴療法研究会会員クリニックは、25g~50g以上のビタミンC点滴を行う前に必ずG6PDの検査を実施しています。 また、腎不全で透析中の方はこの治療を受けることはできません。心不全、大量の腹水、強い浮腫のある方は、点滴で水分を血管内に入れることで病状の悪化を来す恐れがあるため、この治療ができない場合があります。

・薬との併用については主治医とご相談ください。

・その他以下の場合も主治医とご相談ください。
重篤な体調不良や持病がある場合。妊娠中の女性、子供

・適切な薬剤を使用しているか確認してください。
高濃度ビタミンC点滴(ビタミンC6g以上)では、防腐剤の入っていない、安全なビタミンC注射薬の使用を推奨しています。
例えば、日本の保険診療などで一般的に使用される1本2gのビタミンC製剤の場合、50gの点滴をする場合は25本必要になります。つまり、防腐剤も25本分体内に入れることにもなります。

比較的安い料金のビタミンC点滴の場合、国産の防腐剤入りのビタミンC注射薬を使用していることがあるので注意しましょう。費用は比較的安くすみますが、健康と安全を考えれば防腐剤入りのビタミンC製剤を使うことはできません。残念ですが、いまだ防腐剤の入っているビタミンC注射薬を使用しているクリニックがあります。点滴前に使用しているビタミンC注射薬について必ず確認しましょう。

・適切に保管・輸送された薬剤を使用しているか確認してください。
高濃度ビタミンC点滴療法に使用する液体のビタミンCは、温度の変化に対しても不安定で壊れやすくできています。このため、クリニックでは点滴用ビタミンC製剤を冷蔵庫で保管しなければなりません。アメリカ薬局方が定めた基準(USP基準)によれば、注射用ビタミンC製剤は、生産・出荷されてから点滴として使用される直前まで、常に2~8℃の冷蔵庫で管理するように決められています。

点滴を行う当日になって初めて室温に戻します。温度変化や日光に弱く、デリケートに取り扱わなければならない繊細な薬剤なのです。

使用している製剤の種類や保管方法に関して、点滴を受ける前に必ず主治医に確認しましょう。

適切な薬剤を使用してるか要確認!冷蔵輸送・保管が必須!!詳しくはこちら

【ビタミンC点滴】ここをおさえて!良いクリニックの選び方4選

・点滴の際に、針を刺した部位の痛みや内出血が起きる場合がありますが、軽度な場合は短期間で改善するので問題ありません。点滴が始まって強い痛みがある場合は、血管から薬剤が漏れている可能性があるので、すぐに医師やスタッフに伝えるようにしましょう。

 また、ごく稀に、血管痛を予防する成分を配合しないなど、正しい施術方法を知らずに点滴をしているクリニックも存在します。

 点滴療法研究会では、点滴の講習を提供し、必要な知識を持った上で点滴を行うように、会員医師と共に取り組んでいます。心配な場合は、点滴療法研究会の検索サイトから、お近くの会員クリニックや、認定医資格を持ったクリニックを検索してみてください。

風邪やインフルエンザなどのウイルス疾患に対して予防・治療効果が期待できる高濃度ビタミンC点滴。それ以外にも、様々な病気の対策や、アンチエイジング・美容においても効果が期待できます。 身体の内側から健康を目指したいというかたは、ぜひ一度、高濃度ビタミンC点滴を提供している医療機関にご相談ください。

この記事の監修医師

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