幹細胞培養上清療法
幹細胞培養上清療法とは
脂肪、歯髄、臍帯血などのヒト由来間葉系幹細胞を、無血清培地で培養して得られる上澄み液(培養上清)を、点滴あるいは局注で投与する治療法です。
培地の基本成分である機塩類やアミノ酸に加え、幹細胞が分泌した成長因子、サイトカイン、コラーゲンなど種々のタンパク質やペプチド等を含みます。
適応疾患
- 脳梗塞
- アルツハイマー病
- AGA
- 心筋梗塞
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 筋ジストロフィー
- 脊髄損傷
- クローン病
- アトピー性皮膚炎
- 慢性疼痛
- アンチエイジングなど
副作用について
注射部位の出血・皮下出血や発赤や軽度炎症反応を起こすことがあります。
アミノグリコシド系の抗生物質を含むため、この種の抗生物質にアレルギーを有する方は、薬剤によるアレルギーを起こす可能性があるため、事前にお申し出ください。
インスリンを含みますので、点滴後の血糖値低下にご注意ください。
治療費
■1回:15,000円から100,000円程度■
自費診療のため費用、医療機関や投与量により異なります。
詳しくは最寄りのクリニックへお問い合わせください。
法定記載事項
■ 本治療は医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、医療保険制度は使用できません。自費診療となります。
■ 幹細胞培養上清療法に使用する幹細胞培養上清は未承認医薬品です。
■ 幹細胞培養上清療法に使用する幹細胞培養上清は、国産のものと海外産のものがあります。いずれにおいても、各医療機関が医師の責任のもと、購入・輸入した製剤を、院内調剤(もしくは一部外部委託)して使用します。
■ 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器・医薬品はありません。
■ 諸外国においても重大な副作用・リスクに関する報告はありません。