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点滴療法研究会

Na-EDTAキレーション療法による動脈硬化の治療について

キレーション療法はEDTA(エチレンジアミン四酢酸)という合成アミノ酸を点滴する治療法です。点滴するEDTAにはNa-EDTAとCa-EDTAの二種類があります。 そのうち、Na-EDTAは心臓の血管の動脈硬化でおきる狭心症、心筋梗塞、そして足の動脈が詰まってしまう閉塞性動脈硬化症に治療効果があります。

アメリカにおけるキレーション療法の歴史について

キレーション療法はすでに50年近い歴史があり、多くの科学的論文もあります。もともとEDTAは鉛中毒の治療薬でした。 ところが狭心症の持病がある鉛中毒の患者にEDTAを投与したところ、狭心症まで改善したことから心臓病治療に使われるようになったのです。 アメリカでは心臓バイパス手術をバイパスする治療法として数多くの本が出版されました。現在、アメリカでこの治療は年間100万件が実施されている人気のある治療法です。

アメリカ国立健康研究所(NIH)の大規模な研究により有効な治療であると発表された

しかし、この治療が有効であるとする代替統合医療の医師たちと何ら効果はないとする立場をとる心臓病学会の医師たちの間で長く論争が続いていました。そこでアメリカ国立健康研究所(NIH)( 日本の厚生労働省に相当します)の代替医療部門(NCCAM)とアメリカ先端医療会議(ACAM)により、心筋梗塞・狭心症の治療の効果について研究が進められました。その結果、特に糖尿病患者において総死亡率、心筋梗塞再発、脳卒中、冠血行再建、狭心症による入院は、キレーション療法群が対照群に比べ34%も減少した結果となりました。

The TACT Randomized Trial

キレーション療法の治療プログラム

キレーションの治療はアメリカ先端医療会議(ACAM)が提唱しているプログラムに沿って行えば安全です。点滴療法研究会の会員医師はこのプログラムに沿ってキレーション療法を行います。

これまでの研究でキレーション療法は下記の病気に有用とされています。
狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、脳動脈硬化症、閉塞性動脈硬化症、
加齢による視力低下、糖尿病、糖尿病性血管障害、動脈硬化予防 ほか

プログラムは導入プログラムと、それに続く維持プログラムがあります。 治療を目的とする導入プログラムは1回90分のアミノ酸点滴を5ヶ月以内を目標に週 1~2回、合計20~30回実施します。その後は維持プログラムとして月に1~2回の点滴をします 。治療期間中はビタミン・ミネラルのサプリメントを服用、そして運動と食のアドバイスを受けていただきます。

副作用について

キレーション療法を受けている患者様の多くは何も副作用を経験しません。まれに、だるさや気分の悪さを感じることがあります。 アメリカ国立健康研究所は、キレーション点滴療法には重大な副作用はなく、安全な治療法であるという見解をとっています。

治療費について

キレーション療法は健康保険が使えず、治療・検査費用のすべてが自費診療になります。治療費はクリニックによって幅があり、1回1万5千円~5万円、全国の平均が2万円です。 最初の1年に80~120万円がかかります。しかし、健康保険の場合、心臓カテーテル検査の1回の入院で約100万円、カテーテルによる血管形成術や針金(ステント)などの治療が加わると約200万円です。通常は2~3回の入院が必要なケースがほとんどです。さらに心臓バイパス手術となると500万円以上の医療費が支払われています。ただ、ご自分が負担する分が少なくてすむので高額と感じないかと思います。 キレーション点滴療法は自費払いなので高額に感じますが、実はとてもリーズナブルな料金です。

治療を受けられない場合があります

キレーション療法は高齢の方、女性の方でも受けられます。 しかし、腎臓の機能が低い方は治療を受けられない場合があります。事前の血液検査でチェックできるので主治医と相談をしてください。

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