専門分野・得意とする点滴療法

これまで治療した疾患は、自閉症、統合失調症などの精神疾患、癌の統合医療、関節リウマチなどの自己免疫疾患、

乾癬やアトピー性皮膚炎、天疱瘡などの皮膚疾患、動脈硬化、高血圧、糖尿病、潰瘍性大腸炎、アドレナルファテイーグなどです。

動脈硬化は、キレーション点滴を実施し、数多くの改善例があります。

癌統合医療では、栄養やサプリメント療法が基本ですが、点滴では超高濃度ビタミンＣ点滴、αリポ酸点滴、自家癌ワクチン療法を実施しています。

アンチエイジング目的には、キレーション点滴やＮａキレーション点滴、マイヤーズカクテルを実施しています。

アドレナルファテイーグに対しては、数カ月サプリメント療法を実施した後、１回のアミノ酸点滴をしたところ劇的に改善した症例があります。

点滴や治療において心掛けていること

【治療に関して】
採血や尿有機酸検査などを用いて、分子レベルの代謝異常や栄養素の過不足を把握し、栄養素の補充のみならず、

栄養素の吸収を促進する調理法、解毒と消化吸収のための胆汁排泄を促進する食材選び、時間栄養学を用いた摂取タイミングなどに配慮しています。

【点滴に関して】
点滴で注意する点は主に２つです。点滴材料の中には、EDTAとアミノ酸剤など、点滴ボトル内に細かい浮遊物を作る組み合わせがありますので、

それらに気をつけることや、浸透圧を考慮する必要があります。

浸透圧の調整は、点滴材の添付文書内に掲載されている浸透圧比から計算できますが、点滴療法レシピファイルを用いると薬剤名と配合量、

ｍｌ数を入力すると自動的に浸透圧が算出されるようにしているので、安心して点滴できます。

来院を検討中の方へのメッセージ

西洋医学の考え方や治療は、素晴らしいものであり、現代医療の中心であることは疑いの余地はありません。

ところがその西洋医学でも治療が難しい疾患も多く、今後の知識技術の発展が待たれるのも事実です。

代謝栄養療法をはじめとした統合医療的治療は西洋医学を補完するものとして、治療の一助になる可能性があります。

難治性疾患でも諦めずに統合医療的治療を試す価値はあると思いますので、お近くの栄養療法を実践している医師に相談されて下さい。